街歩きや旅行、ちょっとした外出に「ちょうどいい」バッグを探している方に、自信を持っておすすめしたいのがARC’TERYX(アークテリクス)のMantis 2(マンティス2)です。
僕自身、実際に毎日愛用しているのですが、使えば使うほどその「計算された便利さ」に驚かされます。
財布やスマホといった最低限の持ち物はもちろん、ペットボトルや小物類まできちんと収まる絶妙な容量。
そして、シーンを選ばず使えるシンプルで洗練されたデザイン。
この記事では、僕の実体験をベースに、容量の検証やマンティス1との比較、そして購入時に注意すべき「偽物」の情報まで、マンティス2のリアルを余すことなく紹介していきます。
- ✅ 荷物量: 財布・スマホ+500mlペットボトルを持ち歩きたい
- ✅ シーン: 街歩き、フェス、旅行のサブバッグ、子育て(公園)
- ✅ デザイン: 服装を選ばないシンプル・ミニマルなものが好き
- ❌ 向かない人: iPad miniや折りたたみ傘を常に入れたい人(→これらは入りません)
マンティス2の基本スペックと「マンティス1」との違い
まずは基本情報の確認です。
よく比較される弟分モデル「マンティス1」と何が違うのか、スペックで比較してみましょう。
マンティス2 vs マンティス1 比較表
| 項目 | マンティス2 (本記事) | マンティス1 |
|---|---|---|
| 容量 | 約 2.5L | 約 1.5L |
| 重量 | 約 190g | 約 165g |
| サイズ | 高さ20×幅26×奥行9cm | 高さ15×幅21×奥行8cm |
| スマホポケット | あり(背面) | あり(背面) |
| 収納力 | ペットボトル+長財布OK | スマホ+二つ折り財布程度 |
| おすすめな人 | 迷ったらこっち(万能) | 荷物は最小限派のミニマリスト |
デザインはほぼ同じですが、決定的な違いは「500mlペットボトルが入るかどうか」です。
特に夏場や旅行先など、飲み物を手で持ち歩きたくない方は、迷わず「マンティス2」を選ぶのが正解です。
【徹底検証】容量・収納力:実際なにが入る?
「2.5L」と言われてもピンとこない方も多いはず。
実際に普段持ち歩いているアイテムを入れて検証してみました。
500mlペットボトルは入る?
結論:入ります(横向き)。
マンティス2の最大のメリットはここです。
長財布と500mlペットボトルを同時に入れても、ジッパーは問題なく閉まります。
ただし、これを入れるとメインスペースはほぼ満杯になるので、他の小物は内ポケットやフロントポケットに逃がす工夫が必要です。
僕の「スタメン」収納例
日常のお出かけで実際に入れているセットは以下の通りです。
これだけ入れてもまだ少し余裕があります。
- 長財布
- スマートフォン(iPhone Pro MaxサイズもOK)
- ワイヤレスイヤホン
- キーケース
- ハンドタオル・ティッシュ
- モバイルバッテリー & ケーブル
- ミントタブレット
神機能!背面の「スマホ専用ポケット」

個人的に一番気に入っているのが、バッグの背面(体側)にあるスマホ用スリップポケット。
ジッパーを開け閉めすることなく、改札やレジ前でサッとスマホを取り出せます。
着信があってもバイブレーションに気づきやすく、一度使うとこのポケットがないバッグには戻れません。
実際に使ってわかった!マンティス2の4つの魅力
スペックだけでは伝わらない、日常使いして感じた「愛される理由」を4つに厳選しました。

ミニマルで「脱・スポーツ感」なデザイン
アウトドアブランドのバッグはロゴが主張しすぎたり、スポーティーすぎたりしがちですが、マンティス2は非常にミニマル。
特にブラックを選べば、Tシャツなどのカジュアルスタイルはもちろん、ジャケットやコートなどのきれいめスタイルにも違和感なく溶け込みます。
「都会的なアウトドアスタイル」を簡単に作れるアイテムです。
ウエスト&ショルダーの2WAY仕様
基本はショルダーバッグ(ボディバッグ)として斜めがけで使いますが、ストラップを調整すればウエストポーチとしても使えます。
自転車に乗るときや、リュックと併用するときなど、シーンに合わせてスタイルを変えられるのは便利です。
アウトドア基準のタフな耐久性
さすがアークテリクス。生地(パック素材)は耐久性が高く、毎日ガシガシ使ってもへこたれません。
縫製もしっかりしており、レビューでも「数年使っても壊れない」という声が多数。
長く付き合える相棒になります。
荷物が迷子にならない「ポケット配置」
メインコンパートメント内の仕切り、キークリップ付きのセキュリティポケット、フロントポケットなど、小物を整理するための工夫が満載です。
「あれ、鍵どこいった?」とバッグの中をガサガサ探すストレスから解放されます。
購入前に知っておくべきデメリット(正直レビュー)
良いところばかりではなく、気になった点も正直にお伝えします。
- ストラップが少し細め
-
幅が細めのストラップなので、ペットボトルやモバイルバッテリーなど重いものを詰め込みすぎると、長時間着用で肩に食い込む感覚があるかもしれません。
日常使いの重量なら全く問題ありません。
- 完全防水ではない(撥水)
-
生地には撥水加工がされていますが、止水ジッパーではないため、激しい大雨の日は浸水の可能性があります。
濡れて困る精密機器は注意が必要です。
- 「長さ」のあるものは苦手
-
折りたたみ傘やiPad miniなどは、頭が飛び出したりジッパーが閉まらなかったりします。
これらを持ち歩きたい場合は、もうワンサイズ上のバッグを検討しましょう。
【重要】偽物に注意!失敗しない購入ガイド
マンティス2はその人気ゆえに、残念ながら「偽物(コピー品)」が多く出回っています。
特にフリマアプリや、極端に安い価格で販売している非正規のネットショップには注意が必要です。
偽物を見分けるポイント(例)
- 始祖鳥のロゴ刺繍
-
本物は繊細で立体的ですが、偽物は足の指がつながっていたり、刺繍が雑だったりします。
- 価格
-
定価(約8,000円〜9,000円前後)より極端に安い(半額など)場合は疑ってください。
- タグ
-
内側のタグの日本語フォントがおかしい、印字が薄いなど。
どこで買うのが安心?
間違いなく本物を手に入れるなら、以下のルートを強くおすすめします。
- アークテリクス公式オンラインストア / 直営店
- Amazon / 楽天市場内の「正規取扱店」
- ショップレビューが高く、実店舗も構えているようなアウトドア専門店なら安心です。
※在庫について 人気カラーのブラックなどは頻繁に売り切れます。
「定価で見つけたら即買い」が鉄則です。
シーン別おすすめ活用法:こんな時にも活躍!
最後に、日常使い以外での具体的な活用シーンを紹介します。
フェス・ライブ・スポーツ観戦
貴重品とタオル、ドリンクだけを持って身軽に動きたいときに最強です。
体にフィットするので、ジャンプしたり歩き回ったりしてもバッグがブラブラして邪魔になることがありません。
旅行の「機内持ち込み」サブバッグ
パスポート、航空券、スマホ、ペン、イヤホン。
これらをまとめておけば、空港や機内での動作がスムーズになります。
大きな荷物は上の棚に上げても、マンティス2だけ身につけておけば安心です。
【パパ・ママ必見】子育てシーンでの活躍
実は子育て世代にも激推しできます。
- 抱っこ紐と干渉しにくい
-
ストラップがシンプルなので、抱っこ紐の上から斜めがけしてもゴワつきません。
- 公園セットに最適
-
オムツ1〜2枚、おしりふき、除菌シート、財布、スマホ。
これらがピッタリ入ります。
リュックを下ろさずに財布やスマホが出せるので、会計や子供のシャッターチャンスも逃しません。
まとめ:マンティス2は“日常を軽くする”最強の相棒
アークテリクスのマンティス2は、単なるブランドバッグではなく、「日常の快適さを底上げしてくれるツール」です。
- 必要十分な容量(ペットボトルOK)
- どんな服にも合うデザイン
- サッとスマホが出せる背面ポケット
これだけの機能が詰まっていて、1万円アンダーで買えるバッグは他になかなかありません。
「ちょっとそこまで」から「旅のお供」まで。あなたの日常を少しだけ軽く、アクティブにしてくれる最強の相棒になってくれるはずです。


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