「何を食べても太らない」「どれだけ食べても太らない」
羨ましいと言われがちではありますが、なかなか体重が増えないことに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
普通に生活しているだけでは太れないのであれば、しっかりとした根拠をもとに、日々の生活の中で増量を目指していく必要があります。
今回は、そんな「食べても太りにくい体質」の人に向けて、健康的に体重を増やすための食事や運動法についてご紹介します。
なぜ太れないの?その原因を探る
食べても太れない原因は様々です。
- 基礎代謝が高い
- 消化吸収が早い
- ストレスが多い
基礎代謝とは、私たちが生きていくために必要な、無意識に行われている生命活動を維持するために消費されるエネルギーのことです。
これが高い人は、立っているだけでどんどんカロリーを消費してしまい、どれだけ食べても太らない状態となっています。
また、ストレスを感じた時に食欲が下がってしまう人は要注意です。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスが体重の増減を決める以上、体重を増やすためにはいっぱい食べることは必須です。
ストレスを感じない生活がベストですが、うまくストレスを発散することで食欲低下を防ぎましょう。
健康的に体重を増やすための食事法
太るも痩せるも食事次第。
人の体は食べたものでできているので、何をどう食べればいいのかを知ることは大切です。
カロリー摂取量を増やす
単純ですが、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太るはずです。
しかし、はち切れそうなほどご飯を食べるのも苦しいので、効率よく摂取カロリーを増やす作戦でいきます。
具体的には、
- 3食しっかり食べる:間食を取り入れる。
- 高カロリー食品を取り入れる:アボカド、ナッツ、チーズ、チョコレートなど。
- 良質な脂質を摂る:オリーブオイル、ナッツなど。
- タンパク質をしっかりとる:肉、魚、卵、大豆製品。
古来から人類の生活を支え続けてきたナッツは、やはり現代人にとっても強い味方のようです。
食事の回数を増やす
一回の食事でそんなにたくさんは食べられないと言う方であれば、少なめの食事をこまめに摂るのもおすすめです。
少量の食事をこまめに摂ることにはメリットもあります。
1回の食事量を少なくして回数を増やすことで消化器官への負担が減り、栄養吸収を効率的に行うことができると言われています。
食事のタイミング
ダイエット界隈の御法度。就寝直前の食事も体重を増やしたい場合には効果的です。
とはいえ消化に良くないものは睡眠の質を下げる恐れがあるので、消化吸収に優れたプロテインや牛乳がおすすめ。
飲み物なので短時間に多くのカロリーを摂取できるという点において、サラダチキンよりコスパがいいという見方もできます。
就寝前にプロテインや牛乳などを摂取することで、寝ている間に筋肉合成を促し、体重増加をサポートしてくれます。
運動で筋肉をつける
脂肪より筋肉の方が重いらしいよ、と運動部のやつが得意げに言ってるのを聞いたことはありませんか?
その通り、筋肉を増やせばかっこいい見た目と体重が手に入るのです。
- 筋トレ
- 有酸素運動
- 休養
近年、筋トレはストレス解消でき、メンタル面にも良い影響があるということが科学的に証明されてきています。
体重を増やせるだけでなく強靭なメンタルが手に入るなんて、やらない理由はありません。
とはいえ、いきなりジム通いを始めるのはハードルが高いと思うので、まずは自重トレーニングから始めることをおすすめします。
有酸素運動は、筋肉をつけるための直接的な効果はありませんが、食欲を増進させたり、血行を良くして栄養素を筋肉に届けやすくする効果があります。
トレーニングと休養はセットで考えてください。
傷ついた筋肉は休養によって回復し、大きく成長していきます。
毎日激しいトレーニングをするのではなく、週に2〜3回を目安に継続していくことが最も重要なポイントです。
その他にも…
これまで紹介してきた食事や運動などの他にも、実践していただきたいポイントがあります。
- 規則正しい生活
- 医師に相談する
結局、早寝早起き朝ごはんという基本中の基本を守りながら規則正しい生活を心がけていくことがすべての土台となります。
動物は体が弱っている時は食事を避ける傾向にあります。
いっぱい食べたいのであれば、まずは健康面を整えることがスタート地点です。
また、ときには自分自身の健康状態について、医師に相談してみるのも有効です。
年に一度の健康診断の機会などを活用して、プロの目で客観的なアドバイスをもらってみるのもいいかもしれません。
まとめ
食べても太れない体質を変えるためには、食事と運動の両方をバランス良く行うことが大切です。
これまでの生活習慣を見直しつつ、焦らず、ゆっくりと自分のペースで取り組んでいきましょう。
この記事が、あなたの体重増加のサポートになれば幸いです。
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